モアレ
モアレ moire とは、シルクやタフタなどに木の年輪をイメージした柄を織り出したはりの強い織物のことです。モアレは、仏語で「波模様」のことです。
タフタやグログランのような、細い横畝のある生地に、横方向に走る細い平行線を彫刻した金属ローラーを強い圧力をかけてカレンダーがけをして作ります。すると、彫刻の横線と生地の横畝とのわずかな食違いで、板目のような模様の木目模様があらわれます。
ドレスの生地や、リボンによくある模様です。インテリアにも使われます。
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キュプラ
キュプラとは化学繊維の中でも早く誕生した銅アンモニア法レーヨンとも呼ばれるセルロース繊維(再生繊維)です。「コットンリンター」という綿花の中にある種子(綿実)のまわりのうぶ毛が主原料となります。
1856年にセルロース(繊維素)が酸化銅アンモニア溶液に溶融することが発見され、1918年にドイツのベンベルグ社が流下緊張紡糸法により良質な繊維を製造することに成功したので、ベンベルグとも呼ばれます。
絹のような滑らかさがあり、吸湿性と放湿性がとてもいいので、衣類の裏地に使われます。染色性もよく、熱に強いという特徴があります。
ケミカルレース
ケミカルレース chemical lace とは特殊な加工によって、刺繍糸だけのレースに仕上げたもののことです。以前は、絹の地に別の素材で刺繍して、絹を薬品で溶かして作ったので、とても高級なものでした。
海外ではギュピールレースやギューパーレースと呼ばれています。日本では、化学処理で地布を溶かして作るためにケミカル(化学的)と呼ばれるようになりました。現在では、お湯で溶ける水溶性の生地に刺繍をして、糸を溶かして作られる機械レースの一種です。
ケミカルレースは、一つずつカットできるのが特徴です。柄を好みに切り取って、ワンポイントに使ったり、ふち飾りに使ったりします。ウエディングドレスをはじめ、インテリアやゴスロリの服などによく使われています。
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